UR-U こんなこと学べる

UR-Uで学んだことをここで書いちゃいます。(公認)

UR-U 卒業課題3 確定申告やってみた(大学生ver)

1. この記事を書く人物

はじめまして。凡人京大生です。

大学生のうちに普通の人がしないことをたくさんしようと日々行動している者です。

こんな感じですが、一応京都大学に所属しているので大学の顔には泥を塗らないようにひっそりと、またつらつらとブログを書いて過ごしています。

僕が、UR-U(オンラインビジネス大学)に入ったのは大学三年生の夏です。

正直大学生になった時は、

「やっと受験が終わった」「もう勉強しなくていい」

と思っていました。でもいろいろあって今ではその考えともおさらばしています。

その要因の一つがこの

UR-U(Your-University)

です。

当スクール設立者の竹花さんのyoutube動画を見て、

「ボーっとしてる場合じゃないんだ」

「今勉強しないと本当に後悔するんだ」

と強く思うようになりました。

大学では理系の専門科目を勉強しながら、

UR-Uでは社会で生きていくための教養と実行力を身に着け、

将来この国と地元に社会貢献できるようにします。

さて、一人で書いているとだんだんヒートアップして自己啓発おじさんになってしまいましたが、気を取り直して本題へ。

今回は、卒業課題3「Personal Tax(個人や会社員の税金)」のために行った、

「確定申告」についてです。

僕は大学生で、収入がバイトからのみなので作成はかなり単純でした。

「勉強することが見つからない」と思っている大学生は、

ぜひ「確定申告書づくり」をしてみてください。

これをするためには税金の知識必要なので必然的に勉強することが発生します。

2. 確定申告とは

確定申告について、国税庁のHPにはこのように書かれています。

所得税の確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得の金額とそれに 対する所得税等の額を計算して確定させる手続です。

源泉徴収された税金や予定納税額などがある場合には、この確定申告によってその過不足を精算します。」

つまり、簡単に言うと、

毎月の給料から税金とか考えるのめんどくさいから、  

年の最後にまとめて一年分の給料と税金を計算しよう

ということです。

これをすることで払いすぎている税金は返ってくる可能性があります。

ぜひチェックしてください!

 

3. 確定申告書?完成?

作成した確定申告書

記入すべき項目が少なすぎて味気ない完成品になってしまいました笑。

記入項目を整理しながら説明します!

記入項目

給料から手取りまでの流れを知っているでしょうか。

これを知らなければ確定申告はできません。

でも逆にこれを知れば容易にできるようになります。

一度読むだけで一生使えるのでぜひ読んでください!

申告納税額の算出方法説明図

上の図は国税庁が出している所得税の仕組みです。

(復興特別所得税も仕組みは同じだから今回は省略)

これ、全体として何をしているかというと、

納める税金の計算式って

○○円 ×(税率)=税額

こうですよね。

この「○○」がいくらになるかを確定申告では計算しているんです。

したがって「○○」は小さい方がありがたいですよね。

よく聞く「控除」というのは、

条件を満たせば、この「○○」から引き算できる額のことです。

ここから「控除」という言葉は頻発するので

「控除は味方」

と思って読み進めてください!

ではAから説明していきます!

上の流れの図を見ながら理解を進めてください!

~A~

皆さんの仕事に対して収入があります。時給1000円×5時間=5000円などですね。

「給料」や「給与収入」という言葉は、この時給で単純に計算される額と考えていいです。以下収入と呼ぶ。

この収入の額に応じて「給与所得控除」があります。

収入に応じて控除額は異なります。以下の表(国税庁HPより)に従います。


以上を踏まえた、「収入」ー「給与所得控除」を

給与所得

と呼びます。

~B~

続いて、もう一度控除があります。「所得控除」です。

これは生活条件に応じて適用できるものです。

「所得控除」は15種類もあります。

国税庁のリンクを貼っておくので、15種類もあることを知らなかった方はぜひ目を通してください!No.1100 所得控除のあらまし|国税庁

そして以上を考慮した「給与所得」ー「所得控除」を

課税所得

と呼びます。

~C~

この「所得課税」に税率をかけて「所得税」が計算されます。

~D~

仮に所得税のみを考慮した場合、「収入」ー「課税所得」で

手取り

が計算できます。

さて、流れはつかめたでしょうか。

ではこの流れの通り記入していきましょう!

確定申告書記入

まず下の図のように僕が記入した個所に番号を振っておきます。

では①から記入していきます!



①氏名、住所などの個人情報を記入。

生年月日の年号は以下のように番号が振られています。

②「収入金額」を記入します。つまりAの最初の状態の金額ですね。

僕の場合は、「557,068 (円)」でした。

③「所得金額」を記入します。

これは、流れの説明でいうところの「給与所得」のことですね。

つまりAの最終の金額。

僕の場合は「給与所得控除」が55万円適用されて、「給与所得」は7,068 (円)でした。「55,7068 (円)-550,000 (円)」より。

④所得から差し引かれる金額

これは「所得控除」のことを指します。

上の説明でいうところのBの最後の金額です。

僕の「合計所得金額」は2400万円以下なので、

48万円の「所得控除」を受けることができました。

「7,068(円)-480,000(円)」で課税所得は0(円)になりました。

⑤税金の計算

ここでは「源泉徴収額」などを記入して、納めるべき税金と還付される税金があるか を計算します。

僕の場合、17,057 (円)が源泉徴収されていましたが、

支払うべき所得税は0円であるためこれが還付されるということです。

ちなみに「△」マークは「マイナス」を表しています。

いや~、扶養内の学生バイトだと記入すべきことはこれくらいでしょうか。

流れが分かっていても、「区分」などは意味わからなかったので

いちいち調べるのが面倒でした笑

何とか作成完了しました。。

4. 凡人京大生は確定申告から何を学び何を思ったか

  • 税金は仕組み自体は簡単です。しかし「控除」などの聞きなじみのない用語と「給料」「収入」「給与収入」などの聞いたことはあるが定義を知らなかった用語があり、さらにそれらの用語を用いた、「〇〇控除」といった用語が多くあります。よって用語を覚えようと勉強を始めると苦しい。とりあえず流れをつかむことが大事だと感じました。
  • 年末調整を会社がしてくれる場合、特に控除されるものがなければ確定申告はしないで済むですね。しかし自分が払っている税金について知らないのはいかなるものかと思いますね。誰でもスマホで情報が手に入るのだから税金については働く全員がリテラシーを向上させるべきだと思います。(自戒の念も込めて笑)
  • いかに面倒くさいかを知りました。僕の場合超単純ですが、これに複数の収入源や控除を考慮するとなるとどんだけ時間かかんねんと思いました。本当にする必要があるときは「e-tax」やら「弥生のクラウド確定申告ソフト」やらを使おうと思いました。手書きなんてやってらんない。